
世界の鋳造産業では、先進諸国における鋳物工場は、その数の激少から抜け出すことが出来ず、日本国内からも多くの工場が海外の開発国や中進国へ移動しています。今後も引き続き、この傾向が続くのではないかと推測しています。
先進諸国では製造コストが高く、少し前の時代に比べて、コスト削減が出来なくなり、採算性の悪化に苦慮しているとお聞きしています。更には、親企業の海外への進出により、追随移行される鋳物工場もあり、本当に多様な時代を生き抜かなければなりません。
更に、最近では環境保全や改善なども、基準がより一段と厳しくなり、一層のコスト削減と共に、不良率の低減等も含めた新技術導入や改善へのチャレンジが強く求められるようになって参りました。
勝ち残りをかけられている鋳物産業界に、少しでもコストダウンや環境改善・品質の安定化に寄与出来ましたら幸甚であり、一層尽力する所存でございます。
新技術のご紹介、新しい情報のご提供を一層心掛けてまいります。
何卒よろしく一層のご指導頂きたくお願い申し上げます。